安全な抗がん剤治療を受けるために、必要なものは?

● 安全な抗がん剤治療を受けるために、必要なものは?

おはようございます。加藤隆佑です。

さっそく、本題に入ります。抗がん剤治療と聞いて、どんなイメージをもたれますか?考えてみてください。

髪の毛が抜けるつらい吐き気もう終わりだと思われるかもしれません。昔の医療現場やテレビのイメージでそんなイメージが植え付けられているかもしれません。

私も同じイメージをもっていました。高校生のときに、ドラマで病室のトイレで、嘔吐しながら抗がん剤治療をうけている場面とてもショックを受けたのです。

ところが、医者になって現場にでてみると実際は違いました(ちなみに医者になったのは、約10年前です)。正確にいえば、お薬が進歩して、そのような状況ではなくなっていたのです。

日常生活を送りながら、仕事をしながら、入院しないで通院しながら抗がん剤治療ができるようになったのです。

私が担当している患者様も、働きながら通院されている方が大半です。

最も高齢の方で83歳の方もいらっしゃいます。

若い方と同じように、元気に通院しながら治療を受けています。

とはいうものの、副作用に個人差があるのも事実です。そのようなときも、吐き気止めの薬の工夫、抗がん剤の量の工夫、吐き気のでにくい食事の工夫、投与期間の工夫をします。

そうすることにより、大半の方は日常生活を送りながら抗がん剤を続けることができます。

さて、抗がん剤を副作用を少なく、仕事もしながら続けている方の共通点が1つあります。

それは、体力があるということです。

体力というと、漠然としたイメージになりますが、ジムにいって、簡単なスポーツは普通にするくらいの力がある方ということです。

逆に、足腰が弱く、自宅で寝ている時間が多い方は、副作用がでやすい傾向にあります。

抗がん剤治療を安全に受けれるか否かは、その方がどの程度の体力を持っているかにかかっているます。

その体力が十分にあれば、高齢でも、副作用に悩まされず、安全に治療はできる見込みが高いのですが、体力がなければ、若くても、副作用に悩まされて、安全な治療は難しいのです。

体力をつけて、維持することも、がん治療においては、大切なのですね。

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加藤隆佑プロフィール
小樽協会病院 消化器内科 主任医長
日本消化器内視鏡学会専門医
日本消化器病学会専門医
肝臓専門医
内科認定医
がん治療認定医

手術、放射線療法、抗がん剤の副作用、食事療法、免疫療法など、がん治療に関わることをアドバイスしています。