● 副作用が強いのは、あなたの気持ちの問題もあるかもしれません。
こんにちは。加藤隆佑です。
あなたが抗がん剤の副作用で悩まれているならば、その原因の1つにあなたの気持ちの持ち方にある可能性があります。
先日も以下のようなデータが発表されていました。
多少の不安は誰もが持ちますが、極端な不安は、よくない結果を引き起こすのです。
そのことに関して逆のこともいえます。
このお薬は効く!と思って飲んだほうが、よりよい効果がでるということです。
そのような検証をしたデータも以前にありました。
治療を受ける上でどのような気持ちで治療を受けるかは、本当に重要なことです。
あなたの予後すら左右するのです。
その不安をとるために、大切なことは2つ。
1つは、抗がん剤治療に対するある程度の知識です。
(ネットの書き込みばかりを読んでいると、正確なことが分からなくなります。)
もう1つは、あなたを手助けしてくれるサポーター(主治医をはじめとする病院のスタッフやご家族)がいて、何かあれば、すぐに対応してくれる関係にあること
この2つがしっかりとできているかを確認しましょう。
もし、その2つがしっかりしていなければ、その構築からしていきましょう。
そして、不安な気持ちを和らげて、がんを克服していきましょう。
治療歴15年目のがん治療専門医によるがん治療のサポート
がんと治療による苦しみを無くし、一日でも長く生きるためにすべきこと
加藤隆佑プロフィール
小樽協会病院 消化器内科 主任医長
日本消化器内視鏡学会専門医
日本消化器病学会専門医
肝臓専門医
内科認定医
がん治療認定医
手術、放射線療法、抗がん剤の副作用、食事療法、免疫療法など、がん治療に関わることをアドバイスしています。