薬も大切ですが、自分自身にも病気を、治す力は秘められています。

● 薬も大切ですが、自分自身にも病気を、治す力は秘められています。

こんにちは。加藤隆佑です。

私たちは、病になれば、病院で薬を処方してもらいます。その繰り返しが、病気を治すためには、薬が必要であると考えがちになっていしまいます。

しかし、必ずしもそうではないことを、結核を例にとってお話いたします。

結核の死亡率ですが

1812年:1万人のうち700人1882年:1万人のうち370人
1910年:1万人のうち180人
1945年:1万人のうち48人

上記のように推移しています。ここで質問です。抗結核薬が広く普及したのはいつころでしょう?

答えは1945年以降です。

すなわち、薬が普及する前から結核による死亡率が激減していたのです。

具体的には、衛生状態の向上や食料の安定的に供給されたのです。

薬も大切ですが、薬以外の要因も大切ですね。

そのことを踏まえて、次は、がんの話をします。

膵がんの治療で広く使われつつある抗がん剤でエルロチニブというものがあります。

従来のゲムシタビン単剤とゲムシタビン+エルロチニブ併用で比較した生存曲線です。

併用したことにより約2週間長く生きれるようになりました(あくまで統計上の話です。実際は個人差があります。)

また、下は肺癌の患者さんで通常の抗がん剤治療のグループ(青線)と同じ抗がん剤治療に早い段階からの痛み止めとカウンセリングを併用したグループ(赤線)を比較しました。

早めに痛み止めをして、カウンセリングをうけた方が2ヶ月長く生きられるようになりました。

同じ抗がん剤を受けていても、痛みをおさえ、精神を整えると、ここまでの違いがでるのです。

ここまでで言いたいことは、薬はたいして役に立たないということではありません。

薬は大切ですが、自分の体調(精神面と肉体面)と環境を整えることも大切だということです。

このことは、がんを克服するための、重要なヒントになるのですね。

引き続きメールマガジンでも、がんを克服する秘訣をお話していきます。

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手術、放射線療法、抗がん剤の副作用、食事療法、免疫療法など、がん治療に関わることをアドバイスしています。

がんによる親の死別で傷ついた子どもに,向き合ったら良いか?

● どのように、がんによる親の死別で傷ついた子どもに向き合ったら良いか?

お世話になっております。

今日はグリーフケアについてお話いたします。

まずは、グリーフケアについての説明です。

死別を経験しますと、しらずしらずに亡くなった人を思い慕う気持ちを中心に湧き起こる感情・情緒に心が占有されそうな自分に気づきます。

また一方では死別という現実に対応して、この窮地をなんとかしようと努力を試みています

この二つの間で揺れ動き、なんとも不安定な状態となります。その結果、体で不愉快な反応・違和感を経験します。これらを「グリーフ」と言います。

そして、それを和らげることをグリーフケアといいます。

例えば、緩和ケアの先生をご覧ください。(とても素敵な人柄がにじみ出ているブログです。)

グリーフケア1

グリーフケア2

グリーフケア3

これは、1つの例ですが、このようにして、グリーフの状態から立ち上がっていくのです。

さて、私は、グリーフケアを行うさいに、絵本が大きな役割を果たすと考えています。

絵本セラピーという言葉があるように、絵本には、ふさぎ込んだ心に力を与えることができるのです。

グリーグケアにおいては、以下の本がよいのではないのかと思います。大人であっても、子どもであっても、是非読んでほしい本です。

『ひかりの世界』 葉 祥明  校成出版社

『ぶたばあちゃん』マーガレット・ワイルド  あすなろ書房

『うまれてきた子ども』 佐野洋子  ポプラ社

『おかげさまーいのちのまつりー』 草場 一尋  サンマーク出版

『100万回生きたねこ』 佐野洋子  講談社

ちなみに、私は絵本セラピーでもとりあげられる本を何冊か自宅に持っているのですが、子どもに読聞かせると、自分まで涙がでてくることがよくあります。

絵本には、不思議な力がありますね。

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