HER2陽性の乳がんの抗がん剤治療で気をつける事

● HER2陽性の乳がんの抗がん剤治療で気をつける事

こんにちは。加藤隆佑です。

昨日は、胃の早期胃がんの内視鏡治療でした。比較的大きかったのですが、1時間程度で、無事終わったのでよかったです。

さて、今日は、HER2陽性の乳癌の抗がん剤治療で、転移した部分から生検することの大切さのお話です。

乳癌の転移が疑われる場合は、転移疑いの病変を生検することが推奨されています。

なぜならば、転移と思っていた病変が、良性疾患の可能性と、他の悪性疾患の可能性があるからです。

(生検すると、良性であることが2.5%, 他のがんであることが0.8%というデータもあります)

また、もともとHER2陽性なのが、それまでに使用していた抗がん剤の影響で、転移した部分は陰性になることもあります。

ただし、生検しにくい場合は、無理をすべきではないので、HER2陽性の乳がんに準じた治療をしていくことになるのでしょう。

さて、私の事例なのですが、もともとはHER2陽性の乳がんだったのですが、肝臓に転移してきたので、生検をしたところ、その結果は、HER2は陰性でした。

4%の頻度で起きる事は知っていたのですが、頻度は低いために大丈夫だろうと思って検査をしたのですが、結果は、その4%に該当していたのです。

今回のケースを通して、改めて、転移した部分からは、一度は生検することが大切であると感じました。

もちろん、生検する必要が全くない場合もあります。そのあたりは、専門的な知識を加味して判断しないといけません。

今日は少し専門的な話になってしまいましたが、引き続き、みなさんに分かりやすい形で、書いていきたいと思います。

こちらでも、がん治療で気をつけないといけない事をかいています。

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