乳がんホルモン療法において、タモキシフェンは10年間が推奨されます

●乳がんホルモン療法において、タモキシフェンは10年間が推奨されます

こんにちは。加藤隆佑です。

今日は、ホルモン療法で用いられるタモキシフェンをどのくらいの期間飲んだら良いかについてのお話です。

以前よりその期間は議論されてきしたが、最近になり5年より10年を推奨されるようになってきました。

今年のアメリカ臨床腫瘍学会でも、ステージ1から3でホルモン受容体陽性の、術後補助化学療法において、10年を推奨しています。具体的には以下のような内容です。

閉経前の術後補助化学療法としてタモキシフェンを5年投与する。5年経過した時点で閉経前であれば、タモキシフェンを引き続き5年投与する。

閉経後になっていれば、タモシキフェンもしくはアロマターゼ阻害薬を5年投与する。

閉経後の女性には以下よりどれかを選択します。

1、タモキシフェンを10年
2、アロマターゼ阻害薬を5年
3、タモキシフェンを5年、さらにアロマターゼ阻害薬を最長5年
4、タモキシフェンを2-3年投与し、アロマターゼ阻害薬を最長5年 という選択肢になります。

ただし、長期投与による副作用(子宮体がん、血栓症)などもあります。

長期間続けることのメリットとデメリットを天秤にかけることが大切になります。

また、どのような食事をとるかで、生存期間が変わるというデータもあります。

薬も大切ですが、食事も大切なのです。

食事に関しては、こちらで詳しくお話しています。

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