ゼローダの皮膚障害と大腸がんの術後補助化学療法

● ゼローダの皮膚障害と大腸がんの術後補助化学療法

こんにちは。加藤隆佑です。

さて、本題に入ります。ゼローダは、大腸がんの術後補助化学療法で、よく使われます。そのような方から、皮膚障害で悩まれていることをよく耳にします。

この皮膚障害をがまんしながら、半年もゼローダを飲み続ける自信がないとおっしゃる方も多いです。

このことに関しての、私の意見をお話します。

実は、ゼローダ以外で、ゼローダと同等の効果があるとされる薬が何個かあります。UFT/ロイコボリンという内服薬や、TS-1というお薬です。

私は、ゼローダの皮膚障害のことを考え、ほとんどの患者さんにゼローダは使わずに、UFT/ロイコボリンを用いるのが現状です。

効果も同じです。

UFTの副作用の問題点に、肝障害の頻度がやや高いので、そこは注意をしますが、全体としては副作用の頻度も少なく、とてもよいお薬といえます。

さて、患者さんは、ゼローダしか選択肢がないと思うと、つらいにも関わらず、ゼローダを飲み続けますが、それ以外の選択肢があることも知ってもらう必要があります。

症状がつらいときに、主治医に、他の薬に変更できないかどうか、相談してもよいでしょう。

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加藤隆佑プロフィール
小樽協会病院 消化器内科 主任医長
日本消化器内視鏡学会専門医
日本消化器病学会専門医
肝臓専門医
内科認定医
がん治療認定医

手術、放射線療法、抗がん剤の副作用、食事療法、免疫療法など、がん治療に関わることをアドバイスしています。