術後補助化学療法を、副作用のために、途中でやめてしまって不安な方へ

術後補助化学療法を、副作用のために、途中でやめてしまって不安な方へ

こんにちは、加藤隆佑です。

週末はゆっくりすごすことができました。子どものバイオリンを引いたり、ご先祖様の供養をしてきたりもしました。

ご先祖様の供養はとても大切だと、最近感じます。後日、そのことについても、書いてみたいです。

さて、今日は、胃がんの術後補助化学療法に関してです。

胃がんを手術して、stageがⅡもしくはⅢならば、TS-1という抗がん剤を1年間飲むのが、標準療法になっています。

それにより、再発率をさげることができます。

しかし、ACT-GDという臨床試験で、stageⅡにおけるTS-1の術後補助化学療法は、1年間よりも短い期間でもよいという可能性が、昨年発表されました。

今後は、もっと短い期間(例えば半年)になる可能性がありそうです。

そもそも、胃がんの術後の補助化学療法の期間を1年間とする明確な根拠はいままでありませんでした。

臨床試験を組んで、そこで1年間という期間に設定してやってみたら、効果があったから、1年間ということになっているにすぎないのです。

一部の患者さんは、術後補助化学療法を受けたさいに、推奨された期間を、副作用のために、飲めなかったことを、不安に思っている方がいます。

しかし、先ほど記事に書きましたように、抗がん剤投与の推奨された期間の設定のされ方を知れば、所定の期間、抗がん剤を飲めなかったことを、それほど心配することは全くなくなります。

(胃がん以外も、期間の設定のされ方は同じです。)

また、再発予防のためには、抗がん剤治療を受ければよいだけではありません。

がんになりにくい生活習慣を作ったりすることも大切です。

どのような食事をとるかで、生存期間に差がでるという発表もされています。

がんを遠ざけるための生活習慣のアドバイスは、こちらでもしています。

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