グリベック(イマニチブ)という、GISTに使われる分子標的薬

● グリベック(イマニチブ)という、GISTに使われる分子標的薬

こんにちは。加藤隆佑です。

実家に用事があり、先日まで実家に帰っていました。名古屋なのですが、札幌に比べて暖かく

さて、今日の本題です。

GISTという腫瘍があります。がんとは異なるもので、胃や腸などの消化管の粘膜の下にできるもので、その下にあるカハール介在細胞の元になる細胞が異常に増殖し、腫瘍化したものです。

GISTの治療では、手術、分子標的薬が用いられます。

本日は、GISTの治療で一番始めに用いられる分子標的薬は、グリベック(イマニチブ)というお薬について、お話していきます。

分子標的薬なので、抗がん剤に比べれば、正常な細胞に作用することは少ないです(ゼロではないです)。

例えば、手術で切除した後に、再発予防の目的で内服する場合は、1年から3年が推奨されています。

長期間内服しなくてはいけないケースが多いので、副作用がでてほしくないものですが、いろんな分子標的薬の中では、副作用は比較的少ないと私は感じています。

主な副作用ですが、

吐き気、嘔吐、下痢
(食後にコップ1杯の水でグリベックを内服すると、このような副作用を起こす事が少ない)

顔や体のむくみ
筋肉の痛みやけいれん
肝機能障害
貧血や疲労感

長期間飲まなくてはいけないことが多いので、主治医と相談しながら、飲んでいくことが大切です。

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